芸人のネタも著作権で守られている!『ホンマでっか!?TV』

2019/8/14放送の『ホンマでっか!?TV』。
立川志らくさん、青山テルマさん、麒麟・川島さん、ギャル曽根さん、高畑淳子さんをゲストに迎えています。
麒麟・川島さんの「これってなんとかなりません?」。
著作権が芸人だけないのって何とかなりませんか?
芸人のネタがないがしろにされている
芸人のネタも著作権で守られるべきだと主張する川島さん。
芸人でも歌やリズムでとあるようなネタがあります。
テルマさんのように歌を出されても歌の著作権って厳しいんじゃないですか。
他の人が許可なく歌ったらもちろん怒られる、販売なんかもちろんできないです。
しかし、お笑い芸人だとそういう権利が守られてない。
逆に本人がいないところでギャグをやられてもこちらにお金が入るわけではない。
曲とかはちょっと流れただけでもお金は入るのに芸人はそれがないのはなんとかなりませんか?
芸人のネタも著作権が認められている
実は芸人さんにも著作権が認められます。
著作権法に著作物っていう定義がありまして、それは思想とか感情を創作的に表現してそれが文芸、本だったり、技術だったり音楽だったりすれば保護されます。
例えば、漫才やコントの台本は小説と同じように、著作物として守られています。
また、漫才それ自体を実演というんですけれども、それも著作権そのものではないですが、著作隣接権というもので保護されています。
アドリブで現場で2人で掛け合わせを入れてるところも含めてちゃんと保護されてます。
オリラジさんとかテツトモさんとかがやられる歌ネタもちゃんと振り付けコントで創作性がありますので著作権で守れらています。
川島さんが普段やってることもそれをパクられたら著作権侵害で訴えることができます。
しかし、単なる自己紹介のような創造性がなくて短いものには著作権は認められません。
また、断片的な自然言語にも著作権がつきません。
例えば特別な音声をつけてやるとそれは自分の独創だからそれには著作権がつきます。
だからその辺が難しいところですね。
それは誰が判断するかっていうのは最終的には裁判所が判断するんだけど、こんなことを言った人は誰もいないから同じような自然言語を使っても音声が特別な音声で特別な抑制がついていたら著作権がつくと思います。
所感
芸人のネタってパクられやすいですし、パクられてナンボのもんだと思っていましたが、著作権が付いているんですね。
ただ、芸人が知らないというか黙認されているというか…そんな感じですかね。
訴えられることがわかった今、ネタをパクることで食っているイメージが強いフジモンさんやザキヤマさんはピンチかな?!
まぁベテラン芸人を訴える若手芸人がいるかどうか…ですね。
それにフジモンさんとザキヤマさんがネタをパクることで認知度が上がり人気が出る若手芸人がいることも事実なので、芸人の著作権って本当に難しい位置付けにあると思います。

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