『柿の種』はなぜその形なの?『チコちゃんに叱られる!』

2020/3/13放送の『チコちゃんに叱られる!』
持田香織さん、山崎弘也さんをゲストに迎えています。

チコちゃん「『柿の種』はなぜその形なの?」

社長の奥さんのうっかり

詳しく教えてくださるのは、『柿の種』を生み出した会社の社長 上村一重さんです。

『柿の種』は半月型をした米菓の総称

『柿の種』は当社の創業者 今井與三郎とさき夫人が手作業であられ作りをしているときに奥様がうっかりとしてしまった結果から先に偶然あの形になってしまったお菓子です。

『柿の種』は商品名のようですが、実はこの形をした米菓の総称です。
では『柿の種』はどう作られているのでしょうか?

  1. まず餅を半月形にし、
  2. 細かく粒状に切り落とします。
  3. それを高熱で焼き上げます。

こうすることで細長い三日月のようなこの独特の形になります。

『柿の種』が生まれた経緯

最初は小判形のあられだった

新潟県長岡市で細々とせんべいを作っていた今井夫妻は新商品として小判形のあられも販売していました。
しかし、新しくもち米で作った小判形のあられはせんべいに比べて小粒なのに高いということで最初は全然売れませんでした。

それでも今井夫妻は諦めずに作り続けました。

抜き型をうっかり潰して半月形のあられが誕生した

ある日 さき夫人がうっかり抜き型を踏んでしまったことから抜き型が小判型から半月型になってしまいました。

1つしかない抜き型を踏んでしまったさき夫人を與三郎は攻めることなく、なんと半月型になってしまった筒でそのまま型を取り、あられを作ることにしたのです。
こうして半月形のあられができました。

不思議な形のあられが大ヒット!

さらに味付けにもひと工夫しました。
それまであられに使われていなかったスパイスを混ぜてピリッと辛い味付けにしました。

奥さんの失敗をカバーするために工夫を凝らした不思議な形のあられ。
これがハイカラなものが好きな大正時代の人々に喜ばれ、売れに売れました。

形が似ていると『柿の種』と名付け、さらに売れた

『あられ』として売られていたこのお菓子に名前はついていませんでした。
八百屋のおじいさんに「柿の種に似ている」と言われたことから『柿の種』と名付けました。

一般的な柿の種は丸い形をしていますが、当時新潟県にあった大河津柿もしくは筆柿という品種の柿の種は半月のような形をしています。
與三郎が作った『あられ』は新潟名産の柿の種に形がよく似ていました。

この『柿の種』は名前のインパクトも手伝って売り上げを好調に伸ばしていきました。

あとがき

子供の頃『柿の種』は本当に柿の種を炒ってできているのだと信じていました。
なので、柿の種を炒って食べようと何度か試みたのですが、硬いわまずいわで散々な目にあいました。

原料はモチ米だったのですね。
そりゃ美味いですわw

小判形のあられが売れず、うっかり筒を潰してしまった結果生まれた半月形のあられが売れるなんて世の中何が起きるかわかりませんね。
奥様のミスをカバーしようとした旦那様の優しさが大ヒット商品を生み出したと思うと胸がほっこりしますね。

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